日付:平成22年2月27日・28日、3月1日(3日間)開催
場所:福岡県立図書館
受講者数:23名
以下受講者メンバー個人の所属
青森県立図書館 国立国会図書館 東京都立中央図書館
函南町教育委員会 鳥取県立図書館 岡山県立図書館
広島市立中央図書館 山口県立山口図書館
山陽小野田市立中央図書館 高知県立図書館 愛媛県立図書館
福岡県立図書館 福岡市総合図書館 福岡女子大学附属図書館
西南学院大学図書館 大木町図書・文化施設開館準備室
長崎市立図書館 熊本県立図書館 熊本市立図書館
天草市立中央図書館 宮崎市立図書館 宮崎市立佐土原図書館
綾てるは図書館
第8回ビジネスライブラリアン講習会は福岡で開催いたしました。
福岡県教育委員会様のご後援のもと開催場所福岡県立図書館にて、各関係者皆様にお力を頂き、今年も大盛況のうちに講習会を終了致しました。
今回参加いただいた受講生の皆さんは、みなさん積極的で、熱心に取り組まれました。会場及び懇親会では名刺交換が行われ、人脈の形成など密度の濃い交流が行われています。
初日は、図書館におけるビジネス支援についての取り組み方や姿勢、あり方などビジネス支援の基礎となる講座が開かれました。また全国の図書館か らご参加頂き、お互いに今までとは違う発想の観点からの意見交換、交流などによりたくさんの刺激を受け、意識改革につながる一日となったようです。初日最 後の講義では事前課題で作成したパスファインダーをもとに、グループに分かれて話し合うワークショップが行われました。互いに評価し合うことによって、利 用者にとってわかり易いパスファインダーとは何かということを習得しています。講習会は9時から19時過ぎまで行なわれましたが、皆さん疲れもみせず、そ の後有志の集まりで行われた食事会にも多くの受講生が参加しました。
2日目は、ビジネスレファレンスを中心にレファレンスについて深く掘り下げた講座となりました。マーケティングに関 する基礎講座をはじめ、ビジネスレファレンスに必要な基本資料の把握、また事前課題で行ったビジネスレファレンス課題に対する回答の評価が行われていま す。各受講者の所属機関の規模や環境はさまざまで、ディスカッションの場では、いろいろな視点からの考えや意見が出され、既成概念にとらわれることなく意 欲的に質疑応答が繰り返されました。
2日目終了後、懇親会が行なわれ受講者全員、講師・スタッフの他、福岡県立図書館関係者、講習会OBの方にもご参加頂きました。懇親会においても名刺交換・各自所属の紹介など、それぞれがアピールを行い、情報交換と交流の場として貴重な時間となりました。
3日目(最終日)は、ビジネス支援図書館の経営について、人材育成や広報活動の視点からの講義が行われています。ま た、三日間のまとめとして、グループ別のワークショップが行われ、ビジネス支援のモデルプランを作成し、それを財政当局に認めてもらうというプレゼンテー ションが行われています。このプレゼンテーションはコンテスト形式で行われ、どのグループも白熱した弁論を繰り広げ、激戦となりました。
講師各位より、今回の受講生は積極的で、交流に熱心な方が多く、人脈作りも上手で、講義にもまじめに取り組み今後が楽しみという声を伺っております。また、逆に触発されるかたちとなり、講師陣も負けていられないとモチベーションが上がっております。
開催前には多くの課題も出題されていました。日々の業務の中で、時間をさき、課題をこなし、講習会に挑んで頂きました。講習会は三日間という短い期間で、とてもハードな日程でしたが、皆様本当に熱心に取り組んで頂き、充実した三日間となりました。
今後は講習会で学んだ知識と体験をどう活かしていくかが課題となります。この講習会で得たものを糧として利用者サービスの向上とビジネス支援サービスの発展につなげていただきたいと思います。
末尾になりましたが、今後も皆様の一層のご活躍をお祈り申し上げます。